一般財団法人 国際医学情報センター 信頼できる医学・薬学・医療情報を適切に提供することによって健康社会に貢献します。

一般財団法人 国際医学情報センター

IMICライブラリ IMIC Library

ホームIMICライブラリMMWR抄訳2008年(Vol.57)6~23ヶ月齢小児におけるインフルエンザワクチン接・・・

MMWR抄訳

rss

2008/09/26Vol. 57 / No. 38

MMWR57(38):1039-1043
Influenza Vaccination Coverage Among Children Aged 6-23 Months - United States, 2006-07 Influenza Season

6~23ヶ月齢小児におけるインフルエンザワクチン接種率-アメリカ、2006-07インフルエンザシーズン

2002 年、Advisory Committee on Immunization Practices(ACIP)は、6~23ヶ月齢の小児に対し年1回のインフルエンザワクチンの接種を奨励し、2004年には勧告とした。9歳未満で初めて接種する場合は、4週間以上の間隔をおいて2回接種する(完全接種)よう勧告している。これを受けて今回、2006-07インフルエンザシーズンの 6~23ヶ月齢の小児におけるワクチン接種率について、National Immunization Survey(NIS)の2007年データの分析が行われた。調査は2007年1月4日~2008年2月14日の期間で、2006年1月5日~2006年 7月14日生まれの小児を対象に、国内50州および14地域にて実施された。19~35ヶ月齢の小児17,017名のデータが収集され、このうち 9,710名が調査対象基準を満たしていた。9,710名のうち31.8%の小児が1回以上の接種を受けており、完全接種率は21.3%であった。前年期 (2005-06)から有意な上昇はなく、2006-07インフルエンザシーズンに1回の接種を受けた小児のうち約1/3(33.1%)が1月31日までに2回目の接種を受けていなかった。州別の完全接種率は8.6%(ミシシッピ州)~47.6%(ロードアイランド州)、14地域別では6.4%(テキサス州エルパソ郡)~32.8%(カリフォルニア州アラメダ郡)であり、ほとんどの州で前年期からの有意な上昇は認められなかった。1回目のワクチンは第 43~46週(10月22日~11月18日)または第48週(11月26日~12月2日)に接種され、2回目の接種が必要な初回接種例では第48~50週 (11月26日~12月10日)に2回目が接種されていた。ACIPは2008-09インフルエンザシーズンはこの勧告の対象を5~18歳に拡大し、インフルエンザ合併症リスクの高い小児および思春期齢における接種率の向上を推進している。

References

  • CDC. Prevention and control of influenza: recommendations of the Advisory Committee on Immunization Practices (ACIP), 2008. MMWR 2008;57(No. RR-7).
  • CDC. Prevention and control of influenza: recommendations of the Advisory Committee on Immunization Practices (ACIP). MMWR 2004;53(No. RR-6).
  • Smith PJ, Hoaglin DC, Battaglia MP, Khare M, Barker LE. Statistical methodology of the National Immunization Survey, 1994-2002. Vital Health Stat 2005;2(138).
  • CDC. Influenza vaccination coverage among children aged 6-23 months-United States, 2005-06 influenza season. MMWR 2007;56:959-63.
  • CDC. National, state, and local area vaccination coverage among children aged 19-35 months-United States, 2007. MMWR 2008;57:961-6.
  • CDC. National influenza vaccination week-November 27-December 3, 2006. MMWR 2006;55:1254.
  • Kempe A, Daley MF, Barrow J, et al. Implementation of universal influenza immunization recommendations for healthy young children: results of a randomized, controlled trial with registry-based recall. Pediatrics 2005;115:146-54.
  • Stinchfield PK. Practice-proven interventions to increase vaccination rates and broaden the immunization season. Am J Med 2008;121(7 Suppl 2):S11-21.

このコンテンツに「いいね」する

ページトップへ

一般財団法人 国際医学情報センター

〒160-0016 
東京都新宿区信濃町35番地 信濃町煉瓦館
TEL:03-5361-7080 (総務課)

WEBからのお問い合わせ

財団や各種サービスについてのお問い合わせ、お見積もりのご依頼、
サービスへのお申し込みはこちらをご覧ください。

お問い合わせ