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MMWR抄訳

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2008/08/01Vol. 57 / No. 30

MMWR57(30):822-825
HIV Prevention Education and HIV-Related Policies in Secondary Schools - Selected Sites, United States, 2006

中高等学校におけるHIV予防教育およびHIV感染者への対応-アメリカ、選択州、2006年

CDCは国内36州および13大都市圏内にある学校のSchool Health Profileの2006年データを分析し、公立中高等学校におけるHIV予防教育の実施状況とHIVに感染した生徒や職員への対応に関する調査を行った。調査は保健教育担当教師および校長へのアンケート調査により行い、1)6-12年生に対する必修授業でHIV予防を取り上げたかどうか、2)6-12年生に対する必修授業で妊娠、HIV、性行為感染症(STD)予防に関する11項目(禁欲、避妊具の使用、HIVの感染経路やその予防、人体への影響、アルコールやドラッグの影響など)に関する教育を行ったか、3)指導する職員の養成(ワークショップや会議などの研修)を行ったかを質問した。保健教育担当教師の州別回答数は68-250(中央値:250)、回答率は70-91%(中央値:77%)、学区別回答数は32-212(中央値:56)、回答率は70-100%(中央値:79%)、校長の州別回答数は68-661(中央値:262)、回答率は70-91%(中央値:78%)、学区別回答数は31-234(中央値:55)、回答率は71-98%(中央値:79%)であり、21州および8大都市圏内学区にて1996年のデータとの比較が可能であった。HIV予防に関する授業は州別では35.6-99.3%(中央値:84.2%)、学区別では0-100%(中央値:57.2%)の学校にて行われ、HIV予防に関する11項目に関する授業は州別では1.0-53.1%(中央値:21.1%)、学区別では0-66.5%(中央値:28.5%)の学校にて行われていた。教員に対する研修は州別では21.3-63.9%(中央値:43.7%)、学区別では42.9-100%(中央値:65.6%)の学校で行われ、また、州別で27.0-89.5%(中央値:51.6%)、学区別で28.1-100%(中央値:48.3%)の学校にてHIVまたはAIDSに感染した生徒や職員への対策が整っていた。なお、限定されたデータではあるが、1996年との比較ではこの対策が整った学校が州別で1996年:71.9%から2006年:52.9%に減少、学区別でも86.2%から49.2%へ減少していた。HIVに関連するリスク行為を抑えるのを助け、HIVに感染した生徒や教師の権利と健康を守るために、学校はすべてのHIV予防の話題とHIVに感染した生徒や教師に関する方針を実行するための努力を増やすべきである。

References

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  • National Association of State Boards of Education. Someone at school has AIDS: a complete guide to education policies concerning HIV infection, 2001. Alexandria, VA: National Association of State Boards of Education. Available at <http://www.nasbe.org/index.php/component/content/article/78-model-policies/120-policies-concerning-studentsand-staff-with-hiv-infection>.
  • Balaji AB, Brener ND, McManus T, Hawkins J, Kann L, Speicher N. School Health Profiles: characteristics of health programs among secondary schools 2006. Atlanta, GA: US Department of Health and Human Services, CDC; 2008. <http://www.cdc.gov/healthyyouth/profiles/pdf/profiles_2006.pdf>.
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