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MMWR抄訳

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2008/04/18Vol. 57 / No. 15

MMWR57(15):404-409
Update: Influenza Activity - United States, September 30, 2007-April 5, 2008, and Composition of the 2008-09 Influenza Vaccine

最新情報:インフルエンザ活性-アメリカ、2007年9月30日~2008年4月5日および2008-09インフルエンザワクチンの組成

この報告は2007-08年インフルエンザシーズン(2007年9月30日以降)のアメリカにおけるインフルエンザ活性の動向をまとめたものである。2007年9月30日~2008年4月5日、WHOおよびNational Respiratory and Enteric Virus Surveillance System(NREVSS)で検査された185,938検体中34,380検体(18.5%)がインフルエンザウイルス陽性であった。このうち25,456株(74.0%)はインフルエンザA、8,924株(26.0%)はインフルエンザBであった。インフルエンザAウイルス25,456株をサブタイプ別にみると7,715株中2,110株(27.3%)はインフルエンザA(H1N1)、5,605株(72.7%)はインフルエンザA(H3N2)であった。検査検体のインフルエンザ陽性率は1月12日の週に初めて10%を超え、2月16日の週にピーク(32.0%)となり、4月5日の週は13.2%であった。インフルエンザA(H3N2)ウイルスの報告は2008年1月26日の週にインフルエンザA(H1N1)よりも多くなった。3月23日~4月5日にはインフルエンザBの報告がインフルエンザAウイルスの報告よりも多くなった。FDAのVaccines and Related Biological Products Advisory Committeeは、米国における2008-09の3価インフルエンザワクチンの組成にA/Brisbane/59/2007-like(H1N1)、A/Brisbane/10/2007-like(H3N2)、B/Florida/4/2006-likeウイルスを推奨した。2007年9月30日以降に分離されたインフルエンザウイルス608株の抗原解析を行ったところ、インフルエンザA(H1N1)209株、A(H3N2)161株、インフルエンザB 157株であった。A(H1N1)290株中200株(69%)は北半球の2007-08インフルエンザワクチンのH1N1成分であるA/Solomon Islands/3/2006-likeに、70株(24%)は北半球の2008-09インフルエンザワクチンのH1N1成分として推奨されたA/Brisbane/59/2007-likeであった。A(H3N2)161株中35株(22%)は北半球の2007-08インフルエンザワクチンのH3N2成分であるA/Wisconsin/67/2005-likeに、115株(71%)は北半球の2008-09インフルエンザワクチンのH3N2成分として推奨されたA/Brisbane/10/2007-likeであった。インフルエンザB157株中8株(5%)はB/Victoria系統、149株(95%)はB/Yamagata系統であった。B/Victoria系統8株中6株は2007-08インフルエンザワクチンのインフルエンザB成分であるB/Malaysia/2506/2004-likeであった。4月5日の週におけるインフルエンザ様疾患(ILI)による外来受診率は1.7%であり、全国基準値(2.2%)以下であった。本シーズン中、ILIによる外来受診率は13週続けて全国基準値を上回り、初めて基準値を超えたのは12月29日の週で、2月16日の週がピーク(5.9%)であった。4月5日の週の州別インフルエンザ活性レベルは、6州が広範囲、11州が地域的、23州が局所的、コロンビア特別区と10州が散発的なインフルエンザ流行を報告した。小児における検査確認インフルエンザ関連入院率(1万人あたり)は、New Vaccine Surveillance Network(NVSN)(2007年11月4日~2008年3月22日)では0~4歳で5.61、Emerging Infection Program(2007年9月30日~2008年3月29日)では0~4歳で3.47、5~17歳で0.45であった。また4月5日の週における122 Cities Mortality Reporting Systemに報告された肺炎およびインフルエンザ(P&I)による死亡率は8.9%で、13週連続して流行閾値(6.9%)を上回った。P&Iによる死亡率は1月5日の週に初めて流行閾値以上となり、3月15日の週がピーク(9.1%)であった。2007年9月30日~2008年4月5日に26州で小児65例(生後1ヶ月~17.8歳)がインフルエンザにより死亡した。シーズン中、インフルエンザウイルスのオセルタミビルに対する耐性率は増加した。インフルエンザA、Bウイルス1,153株中84株(8.3%)がオセルタミビル耐性であり、耐性ウイルスは全てインフルエンザA(H1N1)であった。ザナミビル耐性はみられなかったが、アダマンタン(アマンタジン、リマンタジン)に対してはインフルエンザA(H3N2)261株中260株(99.6%)、A(H1N1)ウイルス729株中81株(11.1%)が耐性を示した。CDCは引き続き本シーズンのインフルエンザの治療・予防にオセルタミビルとザナミビルの使用を推奨している。

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