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MMWR抄訳

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2006/11/10Vol. 55 / No. 44

MMWR55(44): 1201-1203
Diagnosed Diabetes Among American Indians and Alaska Natives Aged <35 Years - United States, 1994-2004

35歳未満のアメリカインディアンとアラスカ先住民の糖尿病-米国、1994~2004年

糖尿病は、アメリカインディアン・アラスカ先住民(AI/ANs)に過度に影響を与えており、糖尿病罹患率は特定のAI/ANs集団の青年間で増加している。35歳未満のAI/ANsで糖尿病と診断された住民の罹患率の傾向を調査するために、CDCは1994~2004年にIndian Health Service(IHS)によって収集された患者データを分析した。この報告は、その分析結果を要約し、診断された糖尿病の年齢調整罹患率がIHS医療サービスを使用する35歳未満のAI/ANsの1000人につき8.5から17.1人まで増加したことを示した。若い糖尿病患者は疾病年数が長く、若年期に、コストもかかり障害となる合併症の危険性が高いことから、若年層を対象とした糖尿病予防プログラムが、AI/ANs社会にとってますます重要となってきている。IHSはその施設で、部族および都市のアメリカインディアン衛生プログラムを通じて医療サービスを提供し、さらに民間プロバイダーからもサービスを購入している。300万人近いAI/ANs米国居住者のおよそ60%は、IHS医療提供地域で生活している。35歳未満のAI/ANsにおける糖尿病症例は、1994~2004年の外来患者管理用IHSコンピューターシステムから国際疾病分類第9版臨床修正版による診断コード250.0~250.9を使用して確認された。分析結果によると、IHS医療サービスを通じて糖尿病患者で35歳未満のAI/ANsの数は、1994年の6,001人から2004年の12,313人と倍以上を示し、罹患率は年平均7.7%増加した。診断された糖尿病罹患率は年齢と共に増加し、2004年には15歳未満のAI/ANsで1000人につき2.2から25~34歳の46.8までの範囲であった。糖尿病年齢調整罹患率は、AI/ANsの女性では1000人につき20.2、男性では13.7であった。1994~2004年、診断された糖尿病罹患率は全年齢層で男性よりも女性で高率であり、25~34歳の男性を除いて男女共、また全年齢層では着実に増加している。25~34歳の男性罹患率は、1994~1997年に年平均5.6%(p<0.05)、1997~2000年に15.0%と有意に増加したが、2000~2004年には有意に変化しなかった。全年齢層のうち25~34歳の女性が、最も年間変化率が高かった(9.1%)。

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