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MMWR抄訳

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2005/09/30Vol. 54 / No. 38

MMWR54(38):958-961
Laboratory Surveillance for Wild and Vaccine-Derived Polioviruses, January 2004-June 2005

野生型およびワクチン由来ポリオウイルスの研究室調査-2004年1月~2005年6月

WHOは世界145のウイルス研究所によるPolio Eradication Initiative(PEI)を設立し、The Global Polio Laboratory Networkにより急性弛緩性麻痺(AFP)症例の便検体および環境検体の分析が行われている。今回、2004年1月~2005年6月における調査報告がまとめられた。この期間、便検体134,855(前18ヶ月比37%増)が回収から28日以内に分析され、約97%の検体からウイルスが検出された。野生型ウイルスに関しては、2型は1999年10月にインドのウッタルプラデシ州にて検出されて以来根絶しており、アンゴラ、ベニン、ボツワナ、ブルキナファソ、中央アフリカ共和国、コートジボアール、エジプト、エリトリア、エチオピア、ギニア、インドネシア、マリ、サウジアラビア、イエメンの14ヶ国にて1型のみ、アフガニスタン、カメルーン、チャド、インド、ニジェール、パキスタン、スーダンにて1型と3型の両方が検出されている。遺伝子型は1型がNEAF、WEAF-B、SOASの3種、3型はWEAF-B、SOAS、CEAF、EAAFの4種が検出されている。また、ワクチンウイルスはSabin-like(SL)ワクチンウイルスまたはワクチン由来ポリオウイルス(VDPVs)が分離され、6,594検体中6,577検体(99.7%)がSLであった。VDPVはヒトからヒトへ感染する循環型VDPV(cVDPV)、免疫不全患者から分離される免疫不全関連VDPV(iVDPV)および感染源不明の疑VDPV(aVDPV)に分類され、cVDPVはアフリカ、東南アジアおよび西太平洋諸国にて計11検体、iVDPVはヨーロッパにて2検体、aVDPVはアフリカ、東地中海、西太平洋諸国にて計4検体分離された。今後、AFP発症例を迅速に検査し、ウイルスとの関連性を確定し、ワクチン接種などの措置を可能な限り短期間で実行する体制の強化が重要である。

References

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