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MMWR抄訳

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2004/08/13Vol. 53 / No. 31

MMWR53(31):719-720
West Nile Virus Activity - United States, August 4-10, 2004

西ナイルウイルス活性-アメリカ,2004年8月4~10日

2004年8月4―10日、西ナイルウイルス(WNV)症例は、アラバマ、アリゾナ、カリフォルニア、フロリダ、イリノイ、ケンタッキー、ルイジアナ、ミネソタ、ミシシッピ、ミズーリ、ニューメキシコ、ノースダコタ、サウスダコタおよびワイオミング州にて89例が報告され、2004年の症例数は24州で計495例となり、うち274例(55%)がアリゾナ州での発症であった。495例中281例(58%)が男性で、年齢中央値は51歳(1―99歳)、発症日は4月20日―8月3日、死亡例は10例(アリゾナ3、カリフォルニア2、フロリダ/アイオワ/ミシシッピ/オハイオ/テキサス各1)であった。西ナイルウイルス血症推定ドナー例(PVD)は46例(アリゾナ33、カリフォルニア7、サウスダコタ3、コロラド/アイオワ/ニューメキシコ各1)報告され、そのうち2例(66、69歳)はその後neuroinvasive疾患を、7例(22―72歳)は西ナイル熱を発症した。2004年には、35州より死亡カラス2,171羽と他の死亡鳥類342羽、24州にてウマ、1州(ニューメキシコ)にてイヌにおけるWNV感染が報告されている。また、7州よりセンチネル鶏336群のWNV抗体陽転、27州より2,216のWNV陽性蚊プールが報告されている。

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