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MMWR抄訳

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2004/07/16Vol. 53 / No. 27

MMWR53(27):614-615
Update: Investigation of Rabies Infections in Organ Donor and Transplant Recipients - Alabama, Arkansas, Oklahoma, and Texas, 2004

最新情報:臓器ドナーおよび移植レシピエントにおける狂犬病感染症の調査-アラバマ,アーカンソー,オクラホマおよびテキサス州,2004年

2004年7月1日、CDCはテキサス州ダラスのBaylor University Medical Center(BUMC)における臓器ドナー1名と臓器レシピエントの脳炎の原因が狂犬病であることを確認した。これを受けてアラバマ、アーカンソー、オクラホマおよびテキサス州の病院および医療機関において狂犬病脳炎(PEP)の調査が実施され、その結果アーカンソー州にてコウモリに咬まれたドナー1名が報告された。また、7月7日にはBUMCにて6月上旬に脳炎のため死亡した臓器移植患者(5月初旬に肝移植)において、直接蛍光抗体法および免疫組織染色により狂犬病ウイルス抗体が検出された。ドナーの組織および血清検体ではウイルス感染は認められておらず、現在感染源に関する調査が進められている。

References

  • CDC. Investigation of rabies infections in organ donor and transplant recipients-Alabama, Arkansas, Oklahoma, and Texas, 2004. MMWR 2004;53:586-9.

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