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MMWR抄訳

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2003/09/12Vol. 52 / No. 36

MMWR52(36) : 870-870
West Nile Virus Activity - United States, September 4-10, 2003

西ナイルウイルス活性-アメリカ,2003年9月4日~10日

2003年9月10日午前3:00(Mountain Daylight Time)現在、CDCに報告された西ナイルウイルス(WNV)サーベイランスデータの概要を示す。アメリカでは2003年9月4-10日に24州(コロラド、フロリダ、ジョージア、イリノイ、インディアナ、アイオワ、カンサス、ルイジアナ、メリーランド、ミネソタ、ミシシッピ、モンタナ、ネブラスカ、ニューメキシコ、ニューヨーク、ノースカロライナ、ノースダコタ、オハイオ、オクラホマ、サウスダコタ、テネシー、テキサス、ウイスコンシン、ワイオミング)でWNV感染例1,067例が報告され、うち17例が死亡した。同時期、死亡鳥類948羽、ウマ395頭、イヌ5匹、リス1匹、蚊600プールでWNV感染が報告された。2003年のWNV感染例は計2,923例で、コロラド州(973例)、ネブラスカ州(436例)、サウスダコタ州(407例)、ワイオミング州(239例)、テキサス州(190例)、モンタナ州(116例)、ニューメキシコ州(95例)、ノースダコタ州(91例)、ルイジアナ州(48例)、ミシシッピ州(43例)、ペンシルベニア州(38例)、ミネソタ州(31例)、オクラホマ州(25例)、アイオワ州(23例)、フロリダ州(22例)、アラバマ州(20例)、オハイオ州(19例)、カンサス州(18例)、ニューヨーク州(13例)、ノースカロライナ州(10例)、イリノイ州(8例)、メリーランド州(8例)、ジョージア州(7例)、インディアナ州(6例)、ミズーリ州(6例)、テネシー州(6例)、アーカンソー州(5例)、ウイスコンシン州(5例)、ケンタッキー州(4例)、バージニア州(4例)、ニュージャージー州(3例)、アリゾナ州(1例)、コネチカット州(1例)、マサチューセッツ州(1例)、サウスカロライナ州(1例)において報告されている。人口統計学的データが得られた2,800例(96%)中1,471例(53%)は男性、年齢中央値は47(1ヶ月-99)歳、発症日は3月28日-8月29日で、うち54例は死亡した。またWNV血症献血ドナーは240例(14州)報告されており、うち20例にWN熱、1例にWN髄膜脳炎の発現がみられた。さらに40州とニューヨーク市で死亡鳥類6,145羽、34州でウマ1,557頭、その他イヌ10匹とリス3匹、未確認動物種12匹、36州とニューヨーク市で蚊3,774プールにおけるWNV感染が報告されている。

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