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MMWR抄訳

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2002/10/04Vol. 51 / No. 39

MMWR51(39) : 884- 895,2002
West Nile Virus Activity - United States, September 26-October 2, 2002, and Investigations of West Nile Virus Infections in Recipients of Blood Transfusion and Organ Transplantation

西ナイルウイルス活性-アメリカ,2002年9月26日~10月2日および輸血および臓器移植レシピエントにおける西ナイルウイルス感染症の調査

WNV調査 : 9月26日-10月2日、検査陽性のWNVヒト感染例は409例(イリノイ州81、ミシガン州73、オハイオ州56、インディアナ州53、ネブラスカ州32、ルイジアナ州26、ミズ-リ州17、ケンタッキ-州13、ペンシルベニア州8、アイオワ/ミネソタ各7、ミシシッピー州6、アラバマ/ニュ-ヨ-ク/テネシ-/ウイスコンシン州各5、メリ-ランド州4、コロラド/ニュ-ジャ-ジ州各2、サウスダコタ/テキサス州各1)報告された。期間中、死亡カラス684羽、その他の死亡鳥類441羽、動物では1,027頭(うちウマ1,026頭)および蚊521プ-ルでのWNV感染が報告されている。2002年のヒト感染例は合計2,530例[分析可能な2,132例の年齢中央値56(1ヶ月-99)歳、男性1,150(54%)、発症時期6月10日-9月23日]、死亡例は116例[年齢中央値79(27-99)歳、男性70(60%)]となった。さらにカラス5,633羽、他の鳥類4,216羽の死亡が42州、NYCおよびDCから報告され、感染哺乳類は33州から4,377匹報告されている。WNV抗体陽転はフロリダ、アイオワ、ネブラスカ、ペンシルベニア、NYCの歩哨鶏310群にて確認され、WNV陽性の蚊プ-ルは26州、NYCおよびDCから3,874件報告されている。輸血および臓器移植レシピエントにおけるWNV感染症 : 8月28日-10月2日、輸血後1ヶ月以内に発症した西ナイル髄膜脳炎(WNME)15症例が国内10州から報告されている。15例のうち8例(53%)は9月25日以降に報告され、1例はジョ-ジア州の臓器ドナ-(臓器回復時の輸血により感染)であり、他の14例の発症時期は7月2例、8月5例、9月7例、入院理由は外科手術または出産4例、臓器移植3例であった。15例は中央値で18(2-185) ドナ-からの血液成分輸血を受け、死亡例4例中少なくとも3例の死因はWNMEである。WNVは輸血により感染しうることが示唆され、CDCは輸血や臓器移植後4週以内の発症例の報告を義務付け調査を進めている。

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