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MMWR抄訳

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2002/08/16Vol. 51 / No. 32

MMWR51(32) : 708-709,2002
West Nile Virus Activity - United States, August 8-14, 2002, and Mississippi, July 1-August 14, 2002

西ナイルウイルス活性-米国,2002年8月8日~14日,ミシシッピー,2002年7月1日~8月14日

2002年8月14日現在、CDCに報告された西ナイルウイルス(WNV)サーベイランスデータをまとめて示す。米国では、2002年8月8日-14日に検査陽性のWNV関連疾患44例(ミシシッピー州 : 20、ルイジアナ州 : 14、アラバマ州 : 3、テキサス州 : 2、フロリダ州 : 1、イリノイ州 : 1、インディアナ州 : 1、マサチューセッツ州 : 1、ワシントンDC : 1)が報告された。同時期、死亡カラス382羽、その他の死亡鳥類310羽、ウマ52頭、蚊362プールでWNV感染が報告された。ミシシッピー州では、7月1日から8月14日にWNV感染の検査上エビデンスを有する48例が確認された。死亡が報告された2例中1例ではWNV感染が関与していた。患者の年齢は3-89(中央値55)歳、58%が男性で、46例(96%)はWNV関連髄膜脳炎を有していた。Mississippi State Department of Health(MSDH)は、2002年5月1日より病院ベースのサーベイランスを開始している。また死亡鳥類、蚊、病気のウマについての検査の実施や、蚊の発生源を減少させ自己防衛を促進させるためのキャンペーンなど蚊のコントロール活動を強化する努力も行っている。

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