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がんinfo

非小細胞性肺がん

概説

このセクションの要点
  • 非小細胞性肺がんは肺の組織内に悪性(がん)細胞が認められる疾患です。
  • 非小細胞性肺がんにはいくつかの種類があります。
  • 喫煙は非小細胞性肺がんの発生リスクを高めることがあります。
  • 非小細胞性肺がんを疑う症状として、しつこい咳や息切れがあります。
  • 非小細胞性肺がんを発見、診断、病気分類するために肺を調べる検査が用いられます。
  • 諸要因により予後(治癒の可能性)や治療法の選択が変わります。
  • 非小細胞性肺がんのほとんどの患者さんにとって、現在の治療法では治癒を望むことは困難です。

非小細胞性肺がんは肺の組織内に悪性(がん)細胞が認められる疾患です。

肺は胸郭内の一対の円錐形の呼吸器官です。息を吸うとき、肺は体内に酸素を取り込みます。息を吐き出すときには、体の細胞中の排泄物である二酸化炭素を吐き出します。それぞれの肺は葉と呼ばれる部位に分かれます。左肺には葉が2つあります。右肺は左肺よりやや大きくて、葉が3つあります。気管支と呼ばれる2つの管が気管と左右の肺をつないでいます。気管支も肺がんに巻き込まれることがあります。肺の奥は肺胞と呼ばれる小さな空気袋と細気管支と呼ばれる細い気管支からなっています。

胸膜と呼ばれる薄い膜がそれぞれの肺の外側を覆っており、また、胸腔の内壁を覆っています。これによって胸膜腔と呼ばれる袋ができます。胸膜腔には、通常、呼吸するときに胸郭内で肺が滑らかに動く助けとなる少量の液体があります

肺がんは大きく分けると2種類、すなわち非小細胞性肺がんと小細胞性肺がんに分類することができます。

肺がんに関する詳しい情報は次のPDQの項目を参照ください。 (注)*の項目はがんinfo.の項目には含まれていません。

非小細胞性肺がんにはいくつかの種類があります。

各種類の中には、様々なタイプのがん細胞があります。各種類のがん細胞は、増殖や進展の形態が異なります。非小細胞性肺がんはがん細胞の種類、また顕微鏡でみる細胞の形によって名称が分かれます:
扁平上皮がん:
扁平上皮細胞にみられるがんです。扁平上皮細胞は魚のうろこに似た薄く平らな細胞です。類表皮がんとも呼ばれています。
大細胞がん:
大細胞のいくつかの種類に見られる可能性のあるがんです。
腺がん:
腺様(分泌)構造を持つがんです。

重要ではない種類の他の非小細胞性肺がんには、多形性がん、カルチノイド腫瘍、唾液腺がん、未分類がんがあります。

喫煙は非小細胞性肺がんの発生リスクを高めることがあります。

紙巻きたばこ、パイプ、葉巻の喫煙は肺がんのもっとも一般的な原因です。喫煙開始年齢が早いほど、喫煙の回数が多いほど、喫煙している期間が長ければ長いほど、肺がんになるリスクは高くなります。喫煙をやめれば、年数が経つにつれてこのリスクは小さくなります。

病気を発症する確率を高めるものはリスク要因と呼ばれます。リスク因子を持っていることはあなたががんにかかるということを意味するのではありませんし、リスク因子を持っていないことはあなたががんにかからないということを意味するものでもありません。それらがリスクであるかもしれないと考える人々は担当医と相談してください。肺がんのリスク要因には次のようなものがあります:
  • 現在または過去における紙巻きたばこ、パイプまたは葉巻の喫煙。
  • 受動喫煙。
  • 乳房または胸部への放射線治療。
  • アスベスト、ラドン、クロム、ニッケル、砒素、煤煙、またはタールに曝されること。
  • 大気汚染のある場所での生活。
喫煙が他のリスク要因と組み合わされると、肺がんを発症するリスクは高くなります。

非小細胞肺がんを疑う症状として、しつこい咳や息切れがあります。

肺がんは、なんの症状も示さず、定期検診の胸部エックス線撮影によって発見される場合もあります。他の状況でも同じような症状を引き起こすかもしれません。次のような徴候や症状がひとつでもみられた際には、医師の診察を受けてください:
  • 胸部不快感あるいは痛み。
  • しつこい咳や時間の経過に伴って悪化する咳。
  • 呼吸困難。
  • 喘鳴。
  • 血痰(肺から喀出された粘液)中に血液が混じる。
  • 声が嗄れる。
  • 食欲不振。
  • 原因不明の体重減少。
  • 著しい疲労感。
  • 嚥下困難。
  • 顔および/または頸部静脈の腫れ。

非小細胞性肺がんを発見、診断、病気分類するために肺を調べる検査が用いられます。

非小細胞性肺がんを発見、診断、病気分類するための検査、手法はしばしば同時に行われることがあります。次のようないくつかの検査、手法が用いられます:
診察と既往歴:
健康についての一般的な徴候を調べるために体の診察を行い、異常と思われるしこりやその他の問題がないかなどを調べて、疾患の徴候を探ります。喫煙などの患者さんの健康習慣についての既往歴や、過去の職業、疾患、治療についても調べます。
検査室検査:
体内の組織、血液、尿やその他の体内部質のサンプルを用いて検査します。これらの試験は疾患の診断や治療計画を確定したり、現在の治療法を再検討したり、あるいは病状を経時的にモニタリングするのに役立っています。
胸部X線:
胸郭内の器官や骨のX線像です。X線とは体内を通過してフィルム上まで達し、体内を撮影することができるエネルギービームの一種です。
CTスキャン(CATスキャン):
いろいろな角度から、胸など、体内の詳細な像を連続的に撮影します。像はX線撮影装置と連動したコンピューターにより作られます。造影剤を静脈内に注入または飲み込むと、臓器や組織がよりはっきり示されます。この方法はまたコンピューター断層撮影法、またはコンピューター体軸断層撮影法とも呼ばれています。
喀痰細胞学的検査:
病理医が喀痰(肺から喀出された粘液)のサンプルを、顕微鏡で検査して、がん細胞を見つける方法です。
肺の細針穿刺吸引(FNA)生検:
細い針を使って、肺から組織、または液体を採取します。肺の中の異常な組織や液体の位置を探し当てるのに、CTスキャン、超音波、またはその他の画像方法が使われます。生検針が異常組織や液体へ挿入される場所の皮膚では小さな切開をするかもしれません。サンプルを針で採取し、検査室へ送られます。その後、病理医がサンプルを顕微鏡で検査し、がん細胞があるかどうかを調べます。その後念のため、肺から胸部へ空気が漏れていないか胸部X線撮影が行われます。
気管支鏡検査:
気管および肺の太い気道の内部をみて異常があるか調べる方法です。気管支鏡を鼻あるいは口から気管および肺に通します。気管支鏡は観察用のライトとレンズがついた細くてチューブ状の器具のことです。また、組織サンプルを採取するための器具がついているものもあり、採取されたサンプルは顕微鏡でがんの徴候を調べる検査が行われます。
胸腔鏡検査:
胸郭内の組織を見て異常な部位を検査するための外科的方法です。2本の肋骨の間が切開され、胸郭内に胸腔内鏡が挿入されます。胸腔鏡は観察用のライトとレンズがついた細くてチューブ状の器具のことです。また、組織やリンパ節サンプルを採取するための器具がついているものもあり、採取されたサンプルは顕微鏡でがんの徴候を調べる検査が行われます。この方法は、食道または肺の一部を採取するために使われることがあります。組織、器官、リンパ節に届かない場合には開胸術が施されます。この方法では、肋骨の間に大きな切開を行い、胸部を開きます。
胸腔穿刺検査:
針を使って胸郭内部と肺の間の空間から液体を採取します。病理医がこの液体を顕微鏡で検査して、がん細胞を探します。
光学および電子顕微鏡:
細胞内の特定の変化を調べるため、標準的および高性能顕微鏡下で組織サンプル中の細胞を観察する検査室検査です。
免疫組織化学研究:
抗体、染料、放射性同位元素のような物質を添加し、組織サンプル中の特定の抗原を検査する検査室検査です。この種の検査はがんの種類の違いを見分けるのに行われます。

諸要因により予後(治癒の可能性)や治療法の選択が変わります。

予後(治癒の可能性)と治療法の選択は、以下により異なります:
  • がんの病期(腫瘍の大きさとがんが肺のみにとどまっているか、あるいは体内の他の場所に拡がっているか)。
  • 肺がんのタイプ。
  • 咳が出るとか呼吸するときのトラブル等の症状の有無。
  • 全身状態。

非小細胞性肺がんのほとんどの患者さんにとって、現在の治療法では治癒を望むことは困難です。

肺がんが見つかった場合には、治療法を改善するために実施されている、多くの臨床試験のうちのひとつに参加することを検討した方が良いと思います。
臨床試験は米国内のいろいろなところであらゆる病期の非小細胞性肺がんの患者さんに対して実施されています。アメリカで実施されている臨床試験に関する情報はNCI Web siteにアクセスすれば、入手できます。

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病期

このセクションの要点
  • 肺がんと診断された場合、がん細胞が肺内にとどまっているのか、あるいは体の他の部分まで拡がっているかを調べる目的で検査を行います。
  • がんが体内に拡がる方法は3通りあります。
  • 非小細胞性肺がんの病期は以下の通りです:
    • 潜在(潜伏)期
    • 0期(上皮内がん)
    • I期
    • II期
    • IIIA期
    • IIIB期
    • IV期

肺がんと診断された場合、がん細胞が肺内にとどまっているのか、あるいは体の他の部分まで拡がっているかを調べる目的で検査を行います。

がんが肺内にとどまっているのか、あるいは体の他の部分まで拡がっているかどうかをみる過程を「病期診断」といいます。病期診断の過程で集められた情報により病期を確定します。治療計画を立てるために病期を把握することが大切です。非小細胞性肺がんを診断するために使われる検査のいくつかは、病期を確定するためにも使われます(全般的情報セクション*を参照してください)。病期診断の過程で用いられる検査や方法には次のものがあります:
(注)*の項目はがんinfoの項目には含まれていません。
MRI(磁気共鳴映像法):
脳などの体内の部位の一連の詳しい画像を作るために磁気、ラジオ波、コンピューターを使う方法です。この方法は核磁気共鳴映像法(NMRI)とも呼ばれます。
CTスキャン(CATスキャン):
いろいろな角度から、脳、腹部など、体内の詳細な像を連続的に撮影します。像はX線撮影装置と連動したコンピューターにより作られます。造影剤を静脈内に注入または飲み込むと、臓器や組織がよりはっきり示されます。この方法はまたコンピューター断層撮影法、またはコンピューター体軸断層撮影法とも呼ばれています。
PETスキャン(陽電子放射断層撮影):
体内にある悪性腫瘍細胞を発見する手法です。少量の放射性グルコース(糖)を静脈内に注入します。PETスキャナーが体の周囲を回って、グルコースが体内のどこに使われているかを撮影します。悪性腫瘍細胞は、正常細胞よりも活発で、グルコースを多く吸収することから、より明るく映ります。
放射線核種骨スキャン:
がん細胞のように迅速に分裂する細胞が骨中にあるかどうかを調べる方法です。非常に少量の放射性物質は静脈内に注入された後、血流中を移動します。放射性物質は骨中に集積され、スキャナーによって検出されます。
肝機能検査(PFT):
肺の機能を調べるための検査です。肺活量および肺が空気を出し入れする速さを測定します。また、呼吸時の酸素の消費量および二酸化炭素の排気量も測定します。この方法は肺機能検査(lung function test)とも呼ばれます。
超音波内視鏡検査(EUS):
内視鏡を体内に入れる方法です。内視鏡は観察用のライトとレンズがついた細くてチューブ状の器具のことです。内視鏡の端のプローブは、内部の組織や器官が高エネルギー音波(超音波)を反響させてエコーを作り出すのに使用されます。エコーはソノグラムと呼ばれる体内組織の画像を作ります。この方法はエンドソノグラフィーとも呼ばれます。EUSは、肺、リンパ節、その他の部位の細針穿刺吸引FNA)生検のガイドとして用いられることもあります。
縦隔鏡検査:
肺の間の器官や組織、リンパ節を観察して異常な部位を探す外科的方法です。胸骨の最上部を切開し(切除)、縦隔鏡を胸部に挿入します。縦隔鏡は観察用のライトとレンズがついた細くてチューブ状の器具のことです。また、組織やリンパ節サンプルを採取するための器具がついているものもあり、採取されたサンプルは顕微鏡でがんの徴候を調べる検査が行われます。
前縦隔切開術:
肺と胸骨および心臓の間の器官や組織を観察して異常な部位を探す外科的方法です。胸骨の脇を切開し(切除)、縦隔鏡を胸部に挿入します。縦隔鏡は観察用のライトとレンズがついた細くてチューブ状の器具のことです。また、組織やリンパ節サンプルを採取するための器具がついているものもあり、採取されたサンプルは顕微鏡でがんの徴候を調べる検査が行われます。この手法はチェンバーレイン法とも呼ばれています。
リンパ節生検:
リンパ節の全体あるいは一部を採取します。病理医は、がん細胞があるかどうかを顕微鏡で観察します。
骨髄穿刺および骨髄生検:
寛骨あるいは胸骨に中空針を差込み骨髄、血液、骨の小片を採取します。病理医は、がんの徴候を調べるために骨髄、血液、骨を顕微鏡で観察します。

がんが体内に拡がる方法は3通りあります。

がんが体内に拡がる方法は以下のように3通りあります:
  • 組織を透過して、がんが周囲の正常組織に侵入します。
  • リンパ系を透過して、がんがリンパ系に侵入し、リンパ管を経て体内の他の部分に移動します。
  • 血液を透過して、がんが静脈と毛細血管に侵入し、血液を経て体内の他の部分に移動します。
がん細胞が原発部位(初めの腫瘍)から離脱してリンパや血液を経て体内の他の部分に移動すると、別の腫瘍(二次性腫瘍)を形成するかもしれません。この過程を転移と読んでいます。二次性腫瘍(転移性腫瘍)は原発部位の腫瘍と同じタイプのがんです。例えば、もし乳がんが骨に転移するのなら、骨のがん細胞は実際に乳がんのがん細胞です。その病気は骨のがんではなく、転移性乳がんです。

非小細胞性肺がんの病期は以下の通りです:

潜在(潜伏)期
潜在(潜伏)期において、がんは画像診断あるいは気管支鏡検査では確かめることが出来ません。がん細胞は喀痰(肺から喀出された粘液)や気管支洗浄(肺につながる気道の内側から採取した細胞のサンプル)中に見られます。がんは体の他の部位に拡がっている可能性があります。
0期(上皮内がん)
0期においては、異常な細胞は気道内部に認められます。これらの異常な細胞はがんになり、近くの正常な組織に拡がる可能性があります。0期は上皮内がんとも呼ばれます。
I期
I期ではがんが形成されます。I期はIA期とIB期に分けられます:
  • IA期: 腫瘍は肺だけに限定されていて、3cm以下の大きさです。
  • IB期: がんはリンパ節までは拡がっておらず、次にあげるもののうち1つ以上にあてはまります。
    • 腫瘍は3cm以上5cm以下です。
    • がんは主気管支まで拡がっており、気管が気管支につながる場所から少なくとも2cmのところです。
    • がんは肺を覆っている膜の奥の層まで拡がっています。
    • 気管と気管支がつながる場所の領域で、肺の一部が虚脱あるいは肺炎(肺の炎症)を起こしています。
II期
II期はIIA期とIIB期に分けられます。IIA期とIIB期は腫瘍の大きさ、発見された場所とおよびがんに侵されているリンパ節(もしあれば)によってそれぞれ2つの項目に分けられます。:

IIA期

(1)がんは腫瘍と同じ側の胸部のリンパ節にまで拡がっています。がんに侵されたリンパ節は肺の内部か気管支の近くにあり、また次にあげるもののうち1つ以上にあてはまります:
  • 腫瘍は5cm以下です。
  • がんは主気管支まで拡がっており、気管と気管支がつながる場所から少なくとも2cmのところです。
  • がんは肺を覆っている膜の奥の層まで拡がっています。
  • 気管と気管支がつながる場所の領域で、肺の一部が壊れるか肺炎(肺の炎症)を起こしています。
または、

(2)がんはリンパ節まで拡がっておらず、次にあげるもののうち1つ以上にあてはまります:
  • 腫瘍は5cm以上で7cm以下です。
  • がんは肺の主気管支まで拡がっており、気管と気管支がつながる場所から少なくとも2cmのところです。
  • がんは肺を覆っている膜の奥の層まで拡がっています。
  • 気管が気管支につながる場所の領域で、肺の一部が壊れるか肺炎(肺の炎症)を起こしています。
IIB期

(1)がんは、腫瘍と同じ側の胸の近傍のリンパ節にまで拡がっています。がんに侵されたリンパ節は肺の内部か気管支の近くにあり、また次にあげるもののうち1つ以上にあてはまります:
  • 腫瘍は5cm以上で7cm以下です。
  • がんは主気管支まで拡がっており、気管が気管支につながる場所から少なくとも2cmのところです。
  • がんは肺を覆っている膜の奥の層まで拡がっています。
  • 気管気が管支とつながる場所の領域で、肺の一部が壊れるか肺炎(肺の炎症)を起こしています。

または、

(2)がんはリンパ節まで拡がっておらず、次にあげるもののうち1つ以上にあてはまります:
  • 腫瘍は5cm以上で7cm以下です。
  • がんは主気管支(気管が気管支につながる場所から少なくとも2cmのところ)、胸壁、横隔膜、横隔膜を制御する神経まで拡がっています。
  • 気管が気管支につながる場所の領域で、肺の一部が壊れるか肺炎(肺の炎症)を起こしています。
  • 腫瘍は同じ肺葉の離れた場所に1つ以上ある可能性があります。
IIIA期
IIIA期は腫瘍の大きさ、発見された場所とおよびがんに侵されているリンパ節(もしあれば)によって3つの項目に分けられます。

(1)がんは、腫瘍と同じ側の胸部のリンパ節にまで拡がっています。がんに侵されたリンパ節は胸骨(胸の骨)の近くか気管支が肺に入る場所にあります。また:
  • 腫瘍の大きさは様々です。
  • 肺の一部(気管が気管支につながる場所)か肺の全体が壊れるか肺炎(肺の炎症)を起こしている可能性があります。
  • 腫瘍は同じ肺葉の離れた場所に1つ以上あるか可能性があります。
  • がんは以下のいずれかに拡がっている可能性があります
    • 主気管支、しかし気管が気管支につながる領域ではありません
    • 胸壁
    • 横隔膜と横隔膜を制御する神経。
    • 肺の周囲の膜または胸壁内。
    • 心臓の周囲の膜。
または、
(2)がんは、腫瘍と同じ側の胸部のリンパ節にまで拡がっています。がんに侵されたリンパ節は胸骨(胸の骨)の近くか気管支が肺に入る場所にあります。また:
  • 腫瘍の大きさは様々です。
  • 肺の一部(気管が気管支につながる場所)か肺の全体が壊れるか肺炎(肺の炎症)を起こしている可能性があります。
  • 腫瘍は、がんに侵されたいずれかの肺葉の離れた場所に1つ以上ある可能性があります。
  • がんは以下のいずれかに拡がっている可能性があります。
    • 主気管支、しかし気管が気管支につながる領域ではありません。
    • 胸壁。
    • 横隔膜および横隔膜を制御する神経。
    • 肺の周囲の膜または胸壁内。
    • 心臓または心臓の周囲の膜。
    • 心臓に出入りする主要な血管。
    • 気管。
    • 食道。
    • 咽頭(発声器)を制御する神経。
    • 胸骨(胸の骨)または背骨。
    • 竜骨(気管が気管支につながる場所)。
または

(3)がんはリンパ節まで拡がっておらず、腫瘍の大きさは様々です。がんはつぎのどれかに拡がっているでしょう。
    • 心臓。
    • 心臓に出入りする主要な血管。
    • 気管。
    • 食道。
    • 咽頭(発声器)を制御する神経。
    • 胸骨(胸の骨)または背骨。
    • 竜骨(気管が気管支につながる場所)。
IIIB期
IIIB期は腫瘍の大きさ、発見された場所およびがんに侵されているリンパ節によって2つの項目に分けられます。

(1)がんは鎖骨より上、または、腫瘍から胸の反対側のリンパ節まで拡がっています。また:
  • 腫瘍の大きさは様々です。
  • 肺の一部(気管が気管支につながる場所)か肺の全体が壊れるか肺炎(肺の炎症)を起こしているかも知れません。
  • がんに侵された肺葉のいずれかに1つ以上の離れた場所に腫瘍があります
  • 次のいずれかのところに拡がっています。
    • 主気管支。
    • 胸壁。
    • 横隔膜および横隔膜を制御する神経。
    • 肺の周囲の膜または胸壁内。
    • 心臓または心臓の周囲の膜。
    • 心臓に出入りする主要な血管。
    • 気管 。
    • 食道 。
    • 咽頭(発声器)を制御する神経。
    • 胸骨(胸の骨)または背骨。
    • 竜骨(気管が気管支につながる場所)。
または

(2)がんは、腫瘍と同じ側の胸部のリンパ節にまで拡がっています。がんに侵されたリンパ節は胸骨(胸の骨)または気管支が肺に入る場所にあります。また:
  • 腫瘍の大きさは様々です。
  • 同じ肺の別の肺葉の離れた場所に腫瘍があるかもしれません。
  • がんは次のいずれかのところに拡がっています。
    • 心臓。
    • 心臓に出入りする主要な血管。
    • 気管。
    • 食道。
    • 咽頭(発声器)を制御する神経。
    • 胸骨(胸の骨)または背骨
    • 竜骨(気管が気管支につながる場所)
IV期
IV期においては、腫瘍の大きさは様々で、がんはリンパ節まで拡がっている可能性があります。次にあげるもののうち1つ以上にあてはまります。
  • 腫瘍は両方の肺に1つ以上あります。
  • がんは肺または心臓の周囲の液体に発見できます。
  • がんは脳、肝臓、副腎、あるいは骨などの、体の他の部分に拡がっています。

再発性非小細胞性肺がん

再発性非小細胞性肺がんとは、治療が行われた後で再発する(再び生じる)がんです。このがんは、脳、肺、あるいは体の他の部分で再発することもあります。

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治療法の概要

このセクションの要点
  • 非小細胞性肺がんの患者さんのために様々な種類の治療法があります。
  • 標準的治療法として次の9種類が用いられます:
    • 手術療法
    • 放射線療法
    • 化学療法
    • 標的療法
    • レーザー光線療法
    • 光線力学的治療(PDT)
    • 凍結外科療法
    • 電気焼灼術
    • 経過観察
  • 新しい治療法および予防法は現在、臨床試験で有効性を検証中です。
    • 化学的予防
    • 新たな併用治療法
  • 臨床試験に参加したいと考える患者さんがいるかもしれません。
  • がんの治療を始める前、または始めるか、治療を始めた後に患者さんは臨床試験に参加することができます。
  • フォローアップ検査が必要になるかもしれません。

非小細胞性肺がんの患者さんのために様々な種類の治療法があります。

非小細胞性肺がんの患者さんのための様々な種類の治療法があります。標準的な治療法になっているものもあれば(現在利用されている治療法)で、現在、臨床試験でとりあげられているものもあります。治療臨床試験というのは、がんの患者さんのために現在の治療法を改善したり、新しい治療法に関する情報を得るための調査研究です。臨床試験で新しい治療法が標準的な治療法よりも優れていると分かったときには、その新しい治療法が標準的な治療法になることもあります。臨床試験に参加したいと考える患者さんがいるかもしれません。いくつかの臨床試験は治療を始めていない患者さんにのみ開かれています。

標準的治療法として次の9種類が用いられます:

手術療法
肺がんの治療には4つの術式が用いられます:
楔形切除:
細胞組織を切除する外科的方法。楔形切除は、腫瘍とその周辺の正常組織を切除するのに利用されます。やや大きめの組織量が取られる場合、これは区域切除と呼ばれます。
肺葉切除:
肺葉全体を切除する外科的方法。
肺切除:
片側の肺すべてを切除する外科的方法。
スリーブ切除:
気管支の一部を切除する外科的方法。
手術で目に見えるすべてのがんを切除したとしても、残存するすべてのがん細胞を殺すために、術後に化学療法や放射線療法を行うこともあります。再発のリスクを下げる目的で手術のあとに行う療法をアジュバント療法と呼ばれます。
放射線療法
放射線療法は、高エネルギーX線やその他の種類の放射線を用いてがん細胞を殺すか、または成長させないでおくがん治療のことです。放射線療法には2つのタイプがあります。体外照射は体外の機械を用いてがんに放射線を照射する治療法です。体内照射は放射性物質を密封した針、シーズ、ワイヤ、カテーテルをがんの内部またはその近くに直接留置して、がんに放射線を照射する治療法です。

放射線手術は健康な組織に対してほとんど損傷を伴うことなく、がんに直接放射線を到達させる方法です。これは手術を伴うものではないので、手術を受けることができない患者さんのがんの治療に用いられることがあります。

どの放射線療法を使うかは、がんの種類や病期によって異なります。 また、がんが発見された場所によって異なります。気道にある腫瘍に対しては、内視鏡によって放射線を腫瘍に直接照射します。
化学療法
化学療法は、薬剤を用いてがん細胞を殺すかまたは細胞分裂をとめることでがん細胞の増殖を停止させるがん治療のことです。口から服用したり、筋肉や静脈内に注射する化学療法では、薬剤は血流を通って全身のがん細胞に届きます(全身化学療法)。脳脊髄液、腹部などの体腔に薬剤を直接注入する化学療法では、薬剤は主にこれらの部位にあるがん細胞に影響を与えます(局所化学療法)。どの化学療法を使うかは、がんの種類や病期によって異なります。

詳しい情報については非小細胞性肺がんに対する承認薬を参照してください。
標的療法
標的療法は、正常な細胞を傷つけずに特定のがん細胞を識別したり攻撃したりする薬剤や他の物質を用いる治療法の1つです。モノクローナル抗体とチロシンキナーゼ阻害剤は非小細胞性肺がん治療において用いられている標的療法の2種類です。

モノクローナル抗体療法は、一種類の免疫系細胞から実験室で作成された抗体を用いるがん治療です。これらの抗体はがん細胞上にある物質やがん細胞の増殖を促進する可能性のある正常物質を同定することができます。抗体はこれらの物質に付着してがん細胞を殺すか増殖を阻害あるいは拡散を防ぎます。モノクローナル抗体は注入により投与されます。これらは単独で用いられる他、がん細胞まで薬剤、毒素、または放射性物質を直接送達するために用いられることもあります。

非小細胞肺がんの治療に用いられるモノクローナル抗体はベバシズマブおよびセツキマブです。ベバシズマブは血管内皮成長因子(VEGF)に結合し、腫瘍が増殖するのに必要な新生血管の成長を阻害します。セツキシマブは上皮成長因子受容体(EGFR)と結合して、がん細胞が増殖し、分化するのを止める働きがあります。

チロシンキナーセ阻害剤は、腫瘍の成長に必要なきっかけを阻止する薬です。チロシンキナーセ阻害剤はアジュバント療法として他の抗がん剤と併用して使われます。

非小細胞肺がんの治療に用いられるチロシンキナーゼ阻害剤はエルロチニブおよびゲフィチニブです。それらは上皮成長因子受容体(EGFR)チロシンキナーゼ阻害剤です。ある遺伝子変化を有する非小細胞肺がんの治療に用いられるクリゾチニブはチロシンキナーゼ阻害剤の一種です。

詳しい情報については非小細胞性肺がんに対する承認薬を参照してください。
レーザー光線治療
レーザー光線治療は、レーザー光線(強力な光の細いビーム)を用いてがん細胞を殺すがん治療法です。
光線力学的治療(PDT)
光線力学的治療(PDT)は、薬剤とがん細胞を殺すレーザー光線を用いるがん治療法です。光をあてるまで活性化しない薬剤が静脈に注射されます。薬剤は通常の細胞よりもがん細胞により多く集まります。がん細胞にレーザー光線を当てるときに気管支チューブが用いられ、そこでがん細胞中の薬剤が活性化して細胞を殺します。光線力学療法は、健康問題にほとんどダメージを与えず、内臓の上皮の上やそのすぐ下、また、内壁膜にある腫瘍に対して主に使用されています。 腫瘍が気道にあるときのPDTは、内視鏡によって腫瘍に直接行われます。
凍結外科手術
凍結外科手術は、上皮内がんなどの異常な組織を冷凍し、破壊するために器具を用います。この処置は冷凍療法とも呼ばれます。気道にある腫瘍に対しては、凍結外科手術は内視鏡によって行われます。
電気焼灼術
電気焼灼術は、異常な組織を破壊するために電流によって熱せられたプローブまたは針を用いて行う治療法です。気道にある腫瘍に対しては、電気焼灼術は内視鏡によって行われます。
経過観察
経過観察は、症状が出たり、変化するまでなんの治療もせずに患者さんの状態を密接にモニタリングすることです。この方法は、非小細胞性肺がんの一定のまれな症例で行うことができます。

新しい治療法および予防は現在、臨床試験で有効性を検証中です。

このまとめのセクションでは、現在臨床試験を行っている治療法について触れますが、最新の臨床試験をすべて網羅できていない可能性があります。実施されている臨床試験についての情報はインターネットでNCI Web siteにアクセスすれば、入手できます。
化学予防
化学予防は、薬剤、ビタミン剤、その他の物質を用いて、がんが発生するリスク、またはがんが再発する(再び生じる)リスクを軽減する方法です。
新たな併用治療法
新しいいろいろな併用治療法が臨床試験で研究されています。

臨床試験に参加したいと考える患者さんがいるかもしれません。

何人かの患者さんにおいて臨床試験に参加することは最良の治療選択であるかもしれません。臨床試験はがんの研究過程の一つです。臨床試験は新たな治療法が標準的な治療法より安全で有効であるかを見つけ出すために行います。

がんに対する今日の標準的な治療法の多くは早期の臨床試験を基本にしています。臨床試験に参加する患者さんは標準的な治療を受けるか、初めて新しい治療を受けることになるかもしれません。

また、臨床試験に参加する患者さんは未来のがん治療法の改良を助けます。新しい治療法の臨床試験が有効性を示さなくても、しばしば重要な疑問の答えとなり、研究が前進するのを助けます。

がんの治療を始める前、または始めるか、治療を始めた後に患者さんは臨床試験に参加することができます。

いくつかの臨床試験はまだ治療を受けていない患者さんを含んでいます。他の試験はがんが回復していない患者さんに対する治療を評価します。がんが再発する(再起する)のを止めるか、がん治療の副作用を軽減する新しい方法を評価する臨床試験もあります。

臨床試験は国の多くの地域で行われています。治療法の項での現在の治療法の臨床試験へのリンクを参照してください。NCIの臨床試験リストから取り出してきます。

フォローアップ検査が必要になるかもしれません。

がんを診断するために行われた、あるいはがんの病期をみつけるために行われた検査が繰り返されるかもしれません。いくつかの検査は治療がどれぐらいよく効いているかをみるために行われるでしょう。治療を続ける、変更するか止めるかどうかの判断がこれらの検査結果を基に行われるかもしれません。これらはときどき再病期診断と呼ばれます。

いくつかの検査は治療が終わった後に時々継続して行われるでしょう。これらの検査結果は状態が変化したかどうか、またはがんが再発(再起)したかを示すことができます。これらの検査は時々、フォローアップ検査か定期検査と呼ばれます。

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病期別治療法


現在行われている臨床試験の検索結果へのリンクは各治療の項目に記載されています。いくつかのがんの種類や病期については、試験がリストされていないことがあります。リストされていなくても、実施されていると思われる臨床試験については主治医に相談してください。

潜在期非小細胞性肺がん

潜在期非小細胞性肺がんの治療法は、疾患の病期によります。潜在腫瘍は早期(腫瘍は肺にだけあります)に発見されることが多く、時に手術で治癒します。

現在、米国で潜在期非小細胞肺がんの患者さんを受け入れている臨床試験があるかどうかをNCIのがん臨床試験リストから確認してください。 試験の場所、治療の種類、薬剤名など研究の他の特徴から研究を詳細に知ることが出来ます。臨床試験に関する一般的情報はNCI Web siteから入手可能です。

0期(上皮内がん)

0期の治療法には次のようなものがあります:
  • 外科手術(楔形切除および区域切除)。
  • 内視鏡を用いた光線力学的治療法。
  • 内視鏡を用いたレーザー手術、電気焼灼術、凍結外科手術。
現在、米国で0期非小細胞肺がんの患者さんを受け入れている臨床試験があるかどうかをNCIのがん臨床試験リストから確認してください。 試験の場所、治療の種類、薬剤名など研究の他の特徴から研究を詳細に知ることが出来ます。臨床試験に関する一般的情報はNCI Web siteから入手可能です。

I期非小細胞性肺がん

I期の治療法には次のようなものがあります:
  • 外科手術(楔形切除、区域切除、スリーブ切除、肺葉切除)。
  • 体外照射療法(手術を受けることができない患者さん、または外科手術を受けないことを選択する患者さんの場合)。
  • 手術後に化学療法あるいは放射線療法を行う臨床試験。
  • 手術後に化学予防を行う臨床試験。
  • 光線力学的治療(PDT)のような内視鏡によって行われる治療の臨床試験。
現在、米国でⅠ期非小細胞肺がんの患者さんを受け入れている臨床試験があるかどうかをNCIのがん臨床試験リストから確認してください。 試験の場所、治療の種類、薬剤名など研究の他の特徴から研究を詳細に知ることが出来ます。臨床試験に関する一般的情報はNCI Web siteから入手可能です。

II期非小細胞性肺がん

II期の治療法には次のようなものがあります:
  • 外科手術(楔形切除、区域切除、肺葉切除、スリーブ切除、肺切除)。
  • 化学療法後に手術。
  • 手術後に化学療法。
  • 体外照射療法(手術を受けることができない患者さん、または外科手術を受けないことを選択する患者さんの場合)。
  • 手術後に放射線療法を行う臨床試験。
現在、米国でⅡ期非小細胞肺がんの患者さんを受け入れている臨床試験があるかどうかをNCIのがん臨床試験リストから確認してください。 試験の場所、治療の種類、薬剤名など研究の他の特徴から研究を詳細に知ることが出来ます。臨床試験に関する一般的情報はNCI Web siteから入手可能です。

IIIA期非小細胞性肺がん

手術で切除できるIIIA期の治療法には次のようなものがあります:
  • 手術後に化学療法。
  • 化学療法後に手術。
  • 手術後に放射線療法を併用する化学療法。
  • 手術後に放射線療法。
  • 新しい併用療法の臨床試験。
手術で切除できないIIIA期の治療法には次のようなものがあります:
  • 同じ時期に個別の治療として行われる化学療法と放射線療法。
  • 体外照射療法のみ(併用療法で治療できない患者さんの場合、がんによる痛みや他の症状を軽減し、生活の質を改善する緩和療法として)。
  • がんによる痛みや他の症状を軽減し、生活の質を改善するための緩和療法として、体内照射療法あるいはレーザー手術。
  • 新しい併用療法の臨床試験。
咳、息切れ胸痛などの症状に対する支持療法についての詳しい情報は心肺症候群*の項を参照してください。

しばしばパンコースト腫瘍と呼ばれる肺尖部の非小細胞肺がんは、肺の上部に発症し肋骨、脊椎骨などの隣接する組織に拡がります。パンコースト腫瘍の治療には次のようなものがあります。
  • 放射線療法のみ。
  • 放射線療法後に手術。
  • 同じ時期に個別の治療として行われる化学療法と放射線療法の後に手術。
  • 手術のみ。
  • 新しい併用療法の臨床試験。
胸壁に増殖したIIIA期非小細胞肺がんは完全に切除されます。胸壁腫瘍の治療には次のようなものがあります。
  • 手術。
  • 手術と放射線療法。
  • 放射線療法のみ。
  • 放射線療法を併用する化学療法と手術、あるいはそのいずれか一方。
  • 新しい併用療法の臨床試験。
現在、米国でⅢ期非小細胞肺がんの患者さんを受け入れている臨床試験があるかどうかをNCIのがん臨床試験リストから確認してください。 試験の場所、治療の種類、薬剤名など研究の他の特徴から研究を詳細に知ることが出来ます。臨床試験に関する一般的情報はNCI Web siteから入手可能です。

IIIB期非小細胞性肺がん

IIIB期の治療法には次のようなものがあります:
  • 化学療法後に体外照射療法。
  • 手術後に、同じ時期に個別の治療として行われる化学療法と放射線療法。
  • 化学療法後に手術。
  • がんによる痛みや他の症状を軽減し、QOLを改善するための緩和療法としての体外あるいは体内照射療法。
  • 新しい放射線療法のスケジュールおよび新しい併用療法の臨床試験。
咳、息切れ胸痛などの症状に対する支持療法についての詳しい情報は以下のPDQの項目を参照してください。
  • 心肺症候群*。
  • 痛み*。
(注)*の項目はがんinfo.の項目には含まれていません。

現在、米国でⅢ期非小細胞肺がんの患者さんを受け入れている臨床試験があるかどうかをNCIのがん臨床試験リストから確認してください。 試験の場所、治療の種類、薬剤名など研究の他の特徴から研究を詳細に知ることが出来ます。臨床試験に関する一般的情報はNCI Web siteから入手可能です。

IV期非小細胞性肺がん

IV期の治療法には次のようなものがあります:
  • 併用化学療法。
  • 併用化学療法の後にがんが進行しないように抗がん剤による維持療法。
  • 併用化学療法とモノクローナル抗体による標的療法。
  • チロシンキナーゼ阻害剤による標的療法。
  • がんによる痛みや他の症状を軽減し、QOLを改善するための緩和療法としての体外照射療法。
  • レーザー光線療法と体内照射、あるいはそのいずれか。
  • 新薬および併用療法の臨床試験。
咳、息切れ胸痛などの症状に対する支持療法についての詳しい情報は以下のPDQの項目を参照してください。
  • 心肺症候群*。
  • 痛み*。
(注)*の項目はがんinfo.の項目には含まれていません。

現在、米国でⅣ期非小細胞肺がんの患者さんを受け入れている臨床試験があるかどうかをNCIのがん臨床試験リストから確認してください。 試験の場所、治療の種類、薬剤名など研究の他の特徴から研究を詳細に知ることが出来ます。臨床試験に関する一般的情報はNCI Web siteから入手可能です。

再発非小細胞性肺がんの治療法

再発非小細胞性肺がんの治療法には次のようなものがあります:
  • がんによる痛みや他の症状を軽減し、QOLを改善するための緩和療法としての体外照射療法。
  • 化学療法。
  • チロシンキナーゼ阻害剤による標的療法。
  • 内視鏡を用いたレーザー光線療法または体内照射。
  • 放射線手術(手術を受けられない患者さんの場合)。
  • 脳に拡がったほんのわずかながんを切除する手術。
現在、米国で再発性非小細胞肺がんの患者さんを受け入れている臨床試験があるかどうかをNCIのがん臨床試験リストから確認してください。 試験の場所、治療の種類、薬剤名など研究の他の特徴から研究を詳細に知ることが出来ます。臨床試験に関する一般的情報はNCI Web siteから入手可能です。
(2012年06月更新)

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